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2020年ありがとうございました

皆様にとっての2020年はどのような印象ですか?

きっと、新型コロナウィスルという見えないものに翻弄された一年だったのでしょう。

そうして、圧倒的ではないが無視できない程度の不安や恐怖が生活の隅々にまで広がっていると感じているのではないでしょうか?

『生活を楽にしたい』『働く力を応援したい』と理念を掲げ運営している生活ヨガ研究所ですが、今年の皆様の生活へどのように役に立てたのか反省しきりの一年でしたが、今年を振り返ってみます。

インドツアーへ

1月中旬ころより武漢からの報告や国内での罹患が出始め、2月には世界の中でも中国についで日本は多数の感染者数と報告されていた時期、予定していたインドツアーを決行。空港での入国時の体調検査によってはそのまま引き返す可能性も視野に、デリー~リシケシへの旅に出発。出国前の不安をよそに、それはそれは穏やかで、素晴らしく、おいしい、気持ちいい旅となりました。

3月3日に帰国するまで、とても快適な時間を過ごすことができました。あの優しく清らかな人々が、その後政府による強烈なロックダウンの管理下におかれ十分な生活支援もないまま仕事が止まり、辛い時期に入っていったことを想うと心が痛みました。

ヨガスタジオレッスン再開と休止

帰国した頃から、日本でも急激に感染者増加の報道が高まり、『不要不急』という言葉が見られるようになっていました。

あらゆる予定がキャンセルになり、音を立てて生活が変わっていくことを実感。

政府からも「ヨガは自宅で動画サイトを利用する」というような指針がでるようになりはじめ、自分にできることは「できる限りヨガの学びの習慣を継続する環境づくり」だと銘じ、オンラインクラスの準備をはじめました。

とはいえ、言葉だけ「オンライン」は知っていても、何がなんだかさっぱりわからない中からの『暗中模索』でスタート。

ネットの安定性、音声・画質の明瞭性、ガイディング、クラス構成、決済方法など、すべての微調整が続き、それは今でも少しづつ。

しかし、3月3日に帰国して、3月9日にはオンラインクラスを始めたスピードには自分に拍手と思っています。そして月末にスタジオを休止し、4月には本格的にオンラインのみの配信となり、6月の再開まで完全にオンラインクラスのみの運営となりました。

これでいいのか、、と悩みながらのセッティング

国際ヨガDAYをオンライン開催

オンラインというヨガの形にとても前向きな感触を抱き、「ほんとに世界と繋がれる」実感と可能性を感じ始めました。

そして毎年運営にかかわらせていただいてきた国際ヨガDAY関西のイベントが中止との判断になったことを受け、独断ではあったのですが、オンライン開催を急遽発案し、「関西各地をつなぐこと」「日本と海外をつなぐこと」を同時に両立する形のオンラインライブヨガイベントを準備。この想いに賛同くださった三原先生、Nao先生、やよい先生に心より感謝いたします。そして、イベントへ出演くださったインドと日本各地の皆様ありがとうございました。

このオンラインイベントで表現されているそれぞれの先生方の想いやお話は、何度聞いても心に染み入ります。

高野山合宿の開催

毎年楽しみにしていることの一つが、高野山ヨガ合宿。

開催を悩みましたが、県外移動も緩和されたこと、宿坊の受け入れがとても前向きであったことを鑑みて、今年も開催することができました。参加者数は少ないだろうと思い告知を始めた途端に、あっという間に定員に。

みんな「外出」「清らかな体験」「人とのふれあい」を求めていることを痛感しました。もちろん直接触は行いませんが、ともに同じ時間を同じ場所で共有し「体験」を共にすることの豊かさや喜びを感じる時間となりました。

MIZUNO みんなのヨガのオンライン化

毎週金曜日に大阪の茶屋町で開催していたミズノ茶屋町店でのヨガクラスも3月には開催休止に。これまで定期的にお会いできていた方や、ヨガインストラクター仲間とも顔を合わせることがなくなりました。(寂しいからと言って電話する相手でもないのですが、急に会わなくなると他愛の無い会話が生活からなくなって困る)

このインストラクター仲間と相談しながら、非公式ですがMIZUNOヨガとしてインスタグラムライブ配信を始めました。

そうした活動を前向きに感じ入ってくださったミズノ社の担当が、ミズノヨガの正式なオンライン化を導入。6月より毎週金曜日にオンライン配信が決まり今では1度に100名ほどの規模でヨガクラスを開催できていることに心から感謝です。

しかもミズノ社の想いによって、無料での配信となっていることや、4名のヨガインストラクターが「ある一定のテーマ」は内包しつつ、毎回バリエーションのあるクラスを提供していることが「ヨガの楽しさ」を表現できているようで、参加者さんとのコミュニケーションも新しい時間として楽しく継続できています。

https://coubic.com/mizuno-rt/507309?_fsi=nPvctMOk

リバーサイドヨガナイトwithミュージック

イベントという「人の集い」が憚られるような風潮が強まり、開催を悩みましたが、会場を提供くださる川の駅はちけんやの担当者が開催を快諾そして支援くださり、今年も美しい夜を皆で共有することができました。

そして、ミュージックメンバーの豪華さが、本当に感動的でした。ばやんさん、Yujiさん、平田望さん、ちえさんありがとうございました。

沖縄リトリート

こちらも毎年開催している沖縄のリトリート。

離島への訪問となり、高齢の方も多数住まう島。

行きたい気持ちをグッとこらえながらも、島の方との受け入れに関する配慮など相談し、やはり行かせていただくことにしました。

こちらも、参加人数は少なくなる予想でしたが、GoTo対象期間でもあったため、応募者多数での開催となりました。

しかし、、「強風」「高波」

初日に島へ渡れないという出来事との遭遇。。。

人は本当にあらゆるものからの影響で生きていることを実感。

急遽、旅程を変更、宿の手配、プログラムの見直し、、やらなんやらが、また楽しくて。結果、あらゆるものがオーライとなる旅。

神様は います

アウトドアヨガ祭り開催

中之島公園で毎年10月に開催してきたアウトドアヨガ祭り。

会場となる中之島公園が閉鎖が続き、イベント(人の集中)への配慮についても答えの出ないまま、実行委員会は継続。

やりたい気持ちと、やらないほうが「楽」という気持ちの揺れ動きが続くなかで

実行委員会が出した考え方は、

「心の安全を確保」しながら「喜びの景色はあきらめない」こと。

十分な対策をとり、『ヨガ』の魅力を体感していただく。

まさに「ヨガ」の力を信頼しきったイベント運営ができた今年だったと思います。

そして、初の「オンラインヨガ祭り」

ヨガってすごい。心がどんどん温かくなる。

今年の実行委員での経験は自分をグッと成長させてくれた。

集ってくれた皆様、そして実行委員の皆様ありがとうございました! 

できること、たりたいことをたくさん我慢した今年でした。

それでも笑顔は溢れました。

来年、このエネルギーをもう一度、たくさんの人の心へ発信しましょう!

オンラインの背景は あきらめきれない中之島公園

来年もよろしくお願いいたします

今年は、与えられた環境が、「当たり前」ではない事に気付かしていただけた一年でした。

自分で考え、行動を決めることに直面できた一年でした。

家族を守り、皆を守り、愛し続けることを学んだ一年でした。

振り返ってみると、結局は「やりたいことをやりきった」という実感しかない2020年でした。

辛いことは喉元すぎて忘れてしまう。

そして喜びと達成感の思い出が心を満たす。

生きてていいよと、大きな光に包まれているような毎日でした。

対面でお会いできなくなったことで疎遠になったたくさんの方もいます。

でも、きっとまた会える。

人生は、もっともっと良くなる。

大丈夫。大丈夫。大丈夫。

そうして、2021年もまたよろしくお願いいたします。

『人生は波乱万丈が当たり前』

生前の父の言葉です。

当たり前のことは、何一つないからこそ、今をどう振舞うか。

与えられているのは、今。

来年が楽しみで仕方ないからこそ「今」の呼吸を大切にするのです。

ありがとうございました。

新年は1月4日より再開いたします。

2021年の活動予定

①高野山合宿 春にも行きたい

②執筆活動

③指導者養成講座100時間、200時間開催

④沖縄リトリート 11月

⑤アドベンチャー合宿(自活、自炊)

⑥インドツアー

他、いろいろと。。