沖縄久高島 リトリート報告
沖縄ヨガリトリートが無事に終了しました
2018年11月23~25日。2泊3日。
今年初めての沖縄のヨガリトリートを、沖縄県南城市久高島にて開催させていただきました。
言葉に書き残すことがとてもできそうにないほどの、神秘的でそして感動的な時間を過ごすことができました。
ここでは、今回の3日間を過ごせるに至った出会いを紹介します。
沖縄へ行こうとしたきっかけ
6年前に出会ったManuさんとMayuriさん。
インド・リシケシ出身で日本でヨガを伝えるべく真面目に、真摯に、熱意をもって活動をしているお二人と知り合い、沢山の時間を過ごさせていただきました。
ひとつひとつの出来事と感動を想い出しながら、今年で一度故郷indoへ戻るManu先生を、リシケシには無い「海」に触れてもらいたくて探し始めたのが「他にはないほどの神聖な場所」でした。
それまで久高島という場所にご縁も知識もまったく無い状態。
いろいろ調べた結果、温かく、素朴で、そして古い伝承が残る久高島と出会いました。
でも、ただ久高島へ行っても、そこに流れている「大切なもの」を無視したり、傷つけてしまうかもしれない。まして、ヨガのリトリートなんて、久高島の皆さまから受け入れられないかもしれない。
ヨガや大阪や、自分たちのルールを持ち込むことはできるだけしたくない。
そんな思いで、3月に単身下見へ行きました。
包み込むようなときの流れを教えてくれたジュンコさん
3月に単身渡る時に、宿を探すもなかなか見つからず。ネットの情報も十分とは感じず。
電話をかけてつながったのが
「ちばい小(ぐわぁ)」のジュンコさんでした。
全てが沖縄時間で過ごされている不思議で素朴なかわいい方でした。
ほとんど家のようなところへ1人でごろりと上がりこませていただきながら、島の事や儀式のこと、海のこといろいろなことを話し手下さいました。
僕が眠くなるまで、ずっと。
あぁ、この島にみんなと来たいと思わせて頂けたのはジュンコさんのお人柄でした。
月の出、日の出、そして海の時間の過ごし方を教えてくれたサワさん
そして、いざリトリートを告知したら、とても沢山のお申込みを頂き、宿泊施設を含め、いろいろなことの段取りやプログラムを考え直さないといけなくなったとき、もう一度、久高島へ渡りました。
この日、いろいろと交通のトラブルがあり、実際に久高に渡れないかもしれない、、、という状況でしたが、電話した相談先のさわさんの「大丈夫ですよ、そのままのペースできたら多分間に合いますよ」との、穏やかな言葉に引き付けられるように、無事お会いすることができたのが、今回のアテンドをお願いできた「小やど sawa」のさわさん。
(写真左)
いきなり26人の大所帯となり、宿泊先、食事の段取り、そして海での過ごし方など、沢山の素敵なアイディアとアドバイス、そして段取りを助けていただくことができました。
そうして出会えた神さまのような空と海と息づく世界
そして、当日。
ご参加の皆さまそれぞれに感じたものは違いました。
満月が空に昇る瞬間に立ち会えたこと。そして、月の圧倒的な光の量に感動を通り超えた神々しさを感じたこと。
無邪気に海に泳ぐ大人たちをビーチでただぼんやりと眺め過ごしながら、幸せな涙がでそうになったこと。
朝日から受ける命の源の存在に、ただ感謝しかなかった時間。
ひとつひとつが、自然から、人から頂けた感動体験でした。
隙間の大切さ
ヨガの合宿で、いつも大切にしていることがあります。それは
「隙間」です。
イベントやワークショップではどうしても、アサナ、マントラ、瞑想、、行為の連続となるプログラムやタイムスケジュールになることが多いのですが、生活ヨガ研究所のリトリートではできるだけ「隙間」を大事にすることを心がけています。
「小さな隙間」
木洩れ日のような時間に、だれかの「一言」がきっかけで感動したり涙したり、笑いあったり。
そしてそんな時間がいろいろな塊を解いていく気がしているのです。
久高での時間はまさに、そんな柔らかな「隙間」の連続に感じました。
次回はまだわかりません
貴重な貴重な時間を与えて下さった、皆さまに心より感謝を申し上げるとともに、また久高島でお会いできるのを楽しみにしています。
最後まで、港からフェリーに手を振ってくださったサワさんとの再会も待ち遠しく。
では、この感動の種に、毎日お水をあげて育ててくださいね。
また、どんな花が咲いたのかお話しを聞かせて下さい。
次回のリトリートは「ヨガの聖地:インドリシケシ~バラナシへの旅」です。