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アウトドアヨガ祭りへの想い

今年もアウトドアヨガ祭りの季節がやってきた。

気が付けばもう6年も。僕はこの10月を中心に一年が回っています。

ヨガのインストラクターとして活動し始めた年でもある2011年。

東日本大震災の年でもありました。

 

若造なのは承知の上

数あるヨガスタジオやインストラクターが、みんな本音でヨガを伝えてるのかな?

と、ふと疑問に思ったのがきっかけ。

  ヨガってもっと、こうやん!

ヨガって、私が実はこう思うねん、、、

ヨガって、もともとはこんなんやと思うねん

ヨガって、もっとこんな人に届けたいねん、

ヨガって、もっともっと、もっともっと、もっともっと!!

って、なんだか。

いろんなインストラクターとお話しする度に、多くの方が、

今やっていることと、違う世界感をヨガに抱いていた。

もっとみんな表現したいんだなぁと。もっと正直になりたいんだなぁと。

「もっと自由に」「もっと気軽に」「もっと垣根をなくし」「もっと楽しく」

ヨガインストラクターとしてはまだまだ駆け出しの若輩だったけど、

仲間の気持ちに火をつけるのは得意だった。

じゃあ、やってみよーや

口ぐちに、ヨガへの正直な想いを口にするインストラクター仲間に

「じゃあ、自分たちの思うことをやってみよーや」

って、スタートした6年前。

 

伝統を軽んじているわけでもない

形式を無視しているわけでもない

流派が嫌いなわけではない

 

ただ、もっともっと、ヨガというものを誰にとっても当たり前のことにしたい。

効果効能に縛られるのがもったいない。

ヨガの世界からヨガを表現するんじゃなくて、社会から、ヨガの外側からみて、伝わる表現を大切にしてイベントを作ってくることを心がけてきた。

はじめは数名の実行委員。本当に仲間というか大先輩ばかり。

「みんなおいでや、やっぱ外やねん!」というキーワードが生まれた。

めっちゃ、うれしかった。この言葉。

ヨガってはいってない。健康って歌ってない。もちろん競争も勝ち負けもない。

すこしづつ見えてくる世界

初年度は300名の来場。

凄いとおもった。まったく無知、無名のみんなで始めた活動。

そして、この芝生の上に寝転ぶことで生まれる自然な微笑みの集合。

これは、もっともっと伝え、続けるべきだ、もっとやりたいとおもった。

2年目

まさかの雨。本格的に降った中之島公園に、500人のヨガ参加者が来た。

この時は泣けた。虹なんてでたもんだから、よけいに感動したなぁ

 

そして、4年目には2000名を超えることになった。

集う仲間も増えてくる。

みんな何かを表現したい世界をもっている。

そのひとつが「ハンディキャップヨガクラス」

本当は「ハンディキャップ」という表現を使わないでいたいけど、やっぱり今は分かりやすさを考えて使ってる。

このクラスのテーマは『だれも排除されないヨガクラス』

全ての人が、「できるできない」にこだわらない時間をすごす。

これほど、こころが安らぐことはない。

認め合う。笑いあう。微笑みあう。過度な心配をしない。それぞれが楽しんでる。

身体的にも精神的にも全員がそのままで喜べるということを再認識する時間。

あれからずっと続くクラス。

これからも大切にしていきたい。

ヨガとそれ以外

ヨガの垣根をさげたり

ヨガをもっと当たり前に、って本気でこれまで続けてきたけど、

やっぱりどうしても見えない壁ができてたことがなんとなく分かり始めた。

「ヨガをする人」「ヨガをしない人」

この隔たりがヨガ祭が盛り上がるにつれて大きくなってきているように感じる。

調和とか、仲良くとか、排除しないとか言っている割には、「ヨガをしない人」が来にくい雰囲気になっているんじゃないか?

これって自分たちの目指した形かな?

この空に混ざる空気や雲のように、みんなが同じ空間に混ざりたい。

そして、だれもが尊重され、尊重しあいたい。

これからのヨガ祭りの課題も少し見えてきた

今年はコンセプトがはっきりした

とはいえ、いろいろなものが一足飛びに解決していくもんではない

今年はコンセプトワードがはっきりした

『ソトとヒトをつなげ、出会いと喜びで溢れるヨガイベント』

それがアウトドアヨガ祭り。

なんか良くないですか?

外に一歩踏み出してほしい

外にある出会いに感動の種があることを知ってほしい

そんなイベントを『ヨガの教え』を生かしながら作ってみます。

是非来てください。

アウトドアヨガ祭の公式HP

フェイスブックページ

 

雨天決行です